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ドローンレースは初心者でも参加可能?資格や競技用の機体の選び方について

ドローンといえば、「空撮ができるラジコンのようなもの」として今では非常に有名です。綺麗な写真や映像を撮りたくてドローンを始めるという方も年々増えています。

そんなドローンが活用されているもう一つの分野といえば、「ドローンレース」です。空撮ではなくレースがきっかけでドローンに興味を持ったという人もいるかもしれません。ここでは、これからドローンレースに参加したいと考える人に向けて、ドローンレースがそもそもどのようなレースであるのか、また、今からドローンレースを始めるためにはどのような準備が必要なのかといった点について、初心者の方でも分かりやすいよう詳しく解説していきます。

目次

そもそもドローンレースとは?

ドローンレースは、機体をいかに速く正確に操縦できるかを競うスポーツとイメージするとよいでしょう。ドローンの可能性や技術への理解を深めてもらうことを目的として開催されており、ドローンレースの競技人口も世界で約100万人、日本でも3,000人以上はいるとされ、今では世界中でドローンに興味・関心を持つ多くの参加者や観客を集めています!

レース中のドローンは時速100kmを超えることもあり、海外では賞金総額が1億円を越えることもあります。たとえば、ドバイで開催された大会では15歳の少年が優勝し、日本円で約2,800万円の賞金を手にしています。その賞金額の大きさから、メジャーな競技になりつつあることが分かります!

ドローンレースはヨーロッパでも非常に盛んになっていて、ヨーロッパ最高峰のドローンリーグといわれる「Drone Champions League」はこれまで世界5ヶ国で開催され、その様子は世界76ヶ国で放送されています。日本国内でも、海外ほどの大きな規模ではないとはいえ年々多くのレースが開催されるようになっています。

日本国内でドローンレースを主催している団体としては、2015年に設立された「JDRA(JapanDroneRacingAssociation)《一般社団法人日本ドローンレース協会》」や2016年に設立された「JDL(JAPAN DRONE LEAGUE)《一般社団法人ジャパンドローンリーグ》」などが有名です。また、「JMA(Japan Multicopter Association)《一般社団法人日本マルチコプター協会》」といった団体もドローンによる新たな地域社会、市場、産業の発展の推進を目指すための活動を行っており、今後はこうした団体が主催で多様なドローンレースを開催していくことも考えられます。

ドローンレースはレースの種類や規模によって多少のルールの違いはありますが、基本的には操縦者がドローンを操縦し、設定されたコースを飛行して速度を競うというルールです。「レース」と名のつくことから、大枠のルールとしてはF1やラリーのようなモータースポーツと同じと考えてよいでしょう。過去に行われたレースをみてみると、ベストラップで競う場合や合計タイムで競う場合などもあります。また、モーターレースと同様に、大きな大会になると操縦者だけでなく機体の調整を担当するメンバーも加わってチームとして参加するものもあります。こう考えると、ドローンレースはまさに市民権を得た新しいモータースポーツといえるでしょう!

ドローンレースの種類

一口に「ドローンレース」といっても、その種類は様々です。一般的なドローンレースでは、コース上に設定されたゲートやチェックポイントを通過して周回し、順位を競うという流れです。この基本的なルールの下で、使用する機体や性能などによってレースの種類が分類されることになります。レースのレギュレーションに関しては「一般社団法人日本ドローンレース協会」の公式HPにて公開されていますが、以下ではより大まかな括りとしてレースの種類をいくつかに分類してみていきます。なお、以下の分類は正式な(厳密な)カテゴリーではなく、一般的な名称や分類となります。

マイクロドローンレース

マイクロドローンレースは、その名の通り小型のドローンを対象としたレースを指します。「マイクロドローン」のサイズに明確な規定があるわけではありませんが、一般的には30g〜50g程度のサイズのドローンを指すことが多いようです。手のひらに乗るサイズが特徴で、レースは主に室内で行われています。

マイクロドローンレースはそのサイズの小ささから開催する場所をあまり選ばずに済むという魅力があります。また、機体も安価であり、初心者から上級者、子どもから大人まで気軽に楽しめるドローンレースです!

U199レース

「U199」は”Under 199g”の略で、機体重量が200g未満のドローンによるレースを指します。機体重量が199g以下のドローンを対象としている理由は、現在(2022年5月時点)の航空法の規制対象外であるためです。操縦に国土交通省の許可が必要でないため、初めての人でも簡単に参加することができます。なお、航空法の改正により、2022年6月20日以降は100g以上のドローンが規制の対象となるため「U199レース」という名称はおそらくなくなることが予想されます。

目視ドローンレース

目視ドローンレースは、従来のラジコンのように操縦者がドローンを自身の目で確認しながら操縦するレースです。後述するFPV(First Person View【一人称視点】)のレースとは対称的なレースとして位置づけられることから、こうした名称で呼ばれることが多くなっています。上述したマイクロドローンレースやU199レースも目視ドローンレースに含まれることがあり、初心者でも気軽に始められるレースとなっています。

FPVドローンレース

FPV(First Person View)ドローンレースは、ドローンのカメラから送られてくる映像を専用のゴーグルで確認しながら機体を操縦する“一人称視点”のレースです。カメラから送られてくる映像をリアルタイムで受信するためには5.8GHz帯の無線を使用する必要があり、国家資格である「第4級アマチュア無線技士」を取得する必要があります。また、取得後にはドローンの機体や使用する機器に対する無線局免許も必要のため、FPVドローンレースへの参加を考えている場合には、必ず押さえておかなければならない点です!

ドローンレースに参加するために必要なこと

ドローンレースに参加するためには、いくつかの事前準備が必要です。たとえばレース用のドローンの購入や、参加レースによっては参加資格の有無の確認、そして参加申請などが必要となります。

ドローンレース用の機体の購入

ドローンレースの種類は多種多様であり、初心者〜中級者向けのレースから上級者〜世界大会レベルのレースまで、大会のレベルは非常に幅広くなっています。上級者から世界大会レベルのレースであればドローンの各パーツを組み合わせた自作の機体でなければ勝つことは難しいといえますが、初心者~中級者向けのレースであれば市販されている既製品でも練習を重ねることで勝つことも不可能ではありません!

ドローンレースに参加するために初めてドローンを購入する場合、その種類の多さに迷ってしまうかもしれません。そのため、まずは上述したレースの種類(カテゴリー)の中からどのようなレースに参加したいかを明確にすることから始めるとよいでしょう。マイクロドローンレースなのか、それ以上の大きさのドローンレースなのか、または目視レースなのかFPVレースなのか、参加したいレースの規格にあった機種を選ぶことになります。

たとえば、参加するレースがマイクロドローンの目視レースであり、なおかつドローンをレース以外の目的で使用する予定が無い場合(=撮影しない場合)は、初心者であれば予算を抑えたカメラ無しのマイクロドローンがおすすめです。ドローンを操作するためのコントローラー(プロポ)がセットになっていることが多いので、初めての人でも購入して直ぐに操縦することができます!

なお、初心者であればプロペラガードが付いているものがおすすめです。中級者〜上級者向けのドローンには、プロペラガードが付いていないものも多くあります。プロペラガードがあれば衝突や落下時にプロペラが破損したり衝突した建物や人を破損させる危険性が少なくなるため、操縦に不慣れな人には必須のパーツといえます。

マイクロドローンのサイズは、ひとつのプロペラ軸(=プロペラを連結している中心軸)とその対角線上にあるプロペラ軸との長さによって分類されるのが一般的です。その長さに応じて、それぞれ「65mm機」「75mm機」「85mm機」と一般的に呼ばれています。屋内のレースであれば「65mm機」、屋外のレースであれば「85mm機」、両方のレースに参加するのであれば間の「75mm機」がひとつの目安といえます。

資格と無線局免許の取得

目視のマイクロドローンレースであれば機体があればそれだけで参加が可能ですが、FPV(First Person View)ドローンレースに参加するのであれば映像をリアルタイムで受信するために5.8GHz帯の無線を使用するため、「第4級アマチュア無線技士」の取得と無線局免許が必要です。また、レースで操縦するドローンに技適認証済でない改造部品や海外製部品を使用するのであれば、別途書類の提出が求められるため覚えておきましょう。

ドローンレースへのエントリーと、レースの練習方法

レース用のドローンを購入し、必要な資格や免許を取得した後は、参加を希望するレースへのエントリーを行います。エントリーは、参加を希望するレースを開催する団体の公式ホームページから行うのが一般的です。

JDLイベント情報

JDRAイベント情報

JMAイベント情報

エントリーが完了すると、後はレースに向けて練習を重ねるのみです。中級者〜上級者であれば機体の改造やモーター・バッテリー・その他のパーツの変更といったメンテナンスを行うこともありますが、初級者~中級者であれば既製のドローンそのままで参加するということも決してめずらしくありません。

初心者向けの練習方法

ドローンの操縦を練習する場としては、練習用のコースや人がいない広い空地・室内などが活用できます。

また、FPVでの操縦の場合はパソコンを用いることでシミュレーターを活用した練習が可能です。シミュレーターによっては、風の影響や地形の影響、墜落のシミュレーションなどの細かな設定や条件での練習が可能です。基本的な操作が無料で一部の機能が有料となっているシミュレーターもあるので、予算や希望に合わせて選ぶとよいでしょう。障害物を避ける練習のようにミスによってドローンの実機が損傷するような飛行の練習を行う場合には、シミュレーターはまさにうってつけといえます。シミュレーターで慣れてくると、段階的に補助機能をオフにして実際の条件や環境に合わせていくという練習方法も可能です!

練習を行う際は、ドローンの初歩的な操作である離陸・ホバリング・着陸の3つから始めるようにしましょう。レースに参加するためには前方への飛行の練習が不可欠ですが、離陸・ホバリング・着陸の3つ操作は全ての飛行の基礎となるため、慣れや修得が大前提となります。

上記の3つの操作に慣れた後は、前進・後進、そして左右の旋回の練習に移ります。さらに目視での練習の場合、前進・後進、および旋回を行う際の注意点は、操縦者とドローンが同じ方向を向いている状態と、互いに向き合っている状態とではコントローラーの操作が逆になるという点です。すなわち、ドローンは常に操縦者が見ている方向に動くというものではなく、ドローンの先頭が向いている方向とコントローラーの先頭が向いている方向が連動していることを感覚として身に付ける必要があります。

ドローンの正面と自身の正面が向き合っている場合は飛行の方向と指(操作)の方向は正反対になりますが、ドローンと自身の正面が90度ズレている場合はさらに複雑になります。そのため、ドローンがどのような方向を向いていたとしても、操縦者は常にドローンの先頭が向いている方向を把握しながらコントローラーでの操作を意識するようにしましょう!

知識も技術も身に付けたいという方へ

新しい時代の新しいモータースポーツともいえるドローンレース。近年では新しく始める人も多くなっています。ドローンレースへの参加に向けて基本的な知識や技術を身に付けたいという人は、ぜひともJUAVACドローンエキスパートアカデミーにお気軽にご相談ください。

また、ドローンをレース以外にも様々な用途で活用していきたい方もぜひご相談ください。JUAVACドローンエキスパートアカデミーでは、ドローン初心者向けの超入門コースをはじめ、測量や検査、空中散布などの技術を学べるコースも幅広くご用意しています。また、「レースに出る前に練習場で思いっきり練習したい!」という人に向けて、練習場の貸し出しも行っています。ご興味のある方はぜひご相談ください。

JUAVAC ドローンエキスパートアカデミー大阪枚方校について

JUAVAC ドローンエキスパートアカデミーは、ドローンの操縦技術の習得から、次世代の一歩進んだ資格を取得できる、専門分野に特化した実践的なスクールです。

入校説明会のお申し込み、お問い合わせは、メールもしくはお電話にて承っております。

毎月無料体験会を開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください!

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