ドローン国家資格「一等無人航空機操縦士講習」【経験者向け】
一等無人航空機操縦士講習（経験者向け）について
JUAVAC ドローンエキスパートアカデミー大阪枚方校は、2022年12月5日より施行された無人航空機操縦者技能証明制度（操縦ライセンス制度）の一等無人航空機操縦士の免許取得に対応した登録講習機関です。
国が定めた教則内容に則った対応コースの卒業で、指定試験機関での実地試験が免除となります。
※2023年7月より一等無人航空機操縦士についても受講できるようになりました。
このページでは、これからドローンについて学び一等無人航空機操縦士を目指したい！という経験者の方向けの講習内容をご紹介します。
一等無人航空機操縦士講習（経験者向け）は、国家資格「一等無人航空機操縦士」を取得する方のための基本となる講習です。
対応コースを卒業することで、指定試験機関での実地試験が免除となり、ドローンの安全な運用に必要な知識と技術と経験が習得できます。
経験者とは？
民間のドローンスクールにて、これまでにドローンのライセンスを取得されている方については「経験者」となります。受講内容と試験内容、受験費用が大幅に軽減されます。
▽ドローン国家資格 一等無人航空機操縦士についての詳細については、まずは下記記事をご覧ください。
▼一等無人航空機操縦士講習（初学者向け）（すでに民間のドローンライセンスをお持ちの方など）を検討されている方はこちらのページをご覧ください。
▼ドローンの国家資格についての概要・詳細を知りたい方はこちらのページをご覧ください。
一等無人航空機操縦士の国家資格はこんな方にオススメ
一等無人航空機操縦士は、二等無人航空機操縦士よりも広範囲の飛行が可能となります。
- レベル4（＝目視外の有人エリア・第三者上空）飛行を行う方
- ドローンの国家資格が必要な方
- 幅広いビジネス分野での活用・応用を考えている方
- 新規事業や既存事業で高度なドローン活用を検討している方
- すでにドローンを運用しており、他社との差別化を目指す方
- ドローンを使用する会社への就職・転職を目指す方
一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の違い
一等無人航空機操縦士の最大のメリットは、第三者上空を飛行可能（レベル4飛行）になることです。二等無人航空機操縦士は、第三者上空は飛行できません。（※機体認証(第一種)と一等操縦ライセンスの取得、 且つ飛行ごとの国の許可・ 承認の取得が必要です）また、これまで飛行毎に許可・承認を取得していた一部の飛行態様においては、機体認証(第二種)を取得、安全飛行規程の作成・遵守を前提に3年間許可・承認不要で飛行できます。
一等無人航空機操縦士（経験者向け）の講習概要
本講習では、座学においては、まず無人航空機操縦者の心得、次に無人航空機に関する様々な規則について学び、無人航空機のシステムを理解・復習していきます。それらを通じて無人航空機の操縦者及び運行体制と運行上のリスクを学んでいただきます。
それらと並行して行われる実技は、これまで無人航空機の飛行経験をお持ちの方でも、能力や経験を過信することなく訓練して頂き、最後に指定試験機関における実地試験免除の対象となる、修了審査を行う講習となっています。
一等無人航空機操縦士は、立入管理措置を講ずることなく、 第一種機体認証を受けた無人航空機を使用し、特定の場所で飛行させる時に、必要な資格です。二等無人航空機操縦士よりも多くの知識・能力を有することが必要な資格であり、カテゴリーⅢ飛行に必須の項目を学んでいただきます。
特に、飛行に伴うリスク管理・評価結果・軽減策に関する項目を重点的に学習しています。
- 安全な運用を重視した講習内容
- 無人航空機に関する様々な規則と無人航空機のシステムを学びます。
- GPS（自動制御）モードだけでなく、ATTI（手動制御）モードによる実技を行います。
- 試験場での実地修了審免除となる基本操縦・限定飛行（目視外・夜間）の実地講習と修了審査を行います。
一等無人航空機操縦士（経験者向け）の講習内容
基本講習の概要
| 講習の実施時期 | ①4日間 ②受講生との調整後日程の決定を行う |
| 講習会場（座学） | JUAVACドローンエキスパートアカデミー大阪枚方校・オンライン講習・Eーラーニング講習・出張講習地域 |
| 講習会場（実技） | 枚方津田実技会場 |
| 実地講習最大受講者数（教官一人当たり） | 教官一人あたり、最大2名まで |
指定試験機関での無人航空機操縦者技能証明試験を受けるための知識要件と、立入管理措置を講ずることなく行う、昼間かつ目視内飛行での、無人航空機の操縦に必要な最低限の技能を取得することを目標とします。
一等無人航空機操縦士講習には、座学（＝学科講習）と実技（＝実地講習）、両方の講習があります。
座学では、ドローン操縦者の心得、ドローンに関する様々な規則、ドローンのシステム、操縦者及び運行体制と運行上のリスクを学びます。充実したカリキュラムでドローンの知識が全く無い方も安全に飛行する技術と知識を得ることが可能です。
| 講習科目名 | 一等無人航空機操縦士（マルチローター・基本） |
| 資格の区分 | 一等無人航空機操縦士 |
| 無人航空機の種類 | 回転翼航空機（マルチローター） |
| 試験科目 | 昼間飛行・目視内飛行 |
| 実施時期 | 開催日程を個別相談にて決定 |
| 履修時間数（学科） | 9時間以上 |
| 履修時間数（実地） | 10時間以上 ※経験者枠にて、二等無人航空機操縦士を取得後に、本科目を受講される場合は、8時間以上となります。初学者の方が、二等無人航空機操縦士を取得後に、本科目を受講することは可能です。初学者の方が二等無人航空機操縦士を取得後に、一等無人航空機操縦士を取得の際に、「初学者」「経験者」どちらの枠を選択することは、自由となります。 |
| 講習場所（学科） | JUAVACドローンエキスパートアカデミー大阪枚方校・オンライン講習・Eーラーニング講習・出張講習地域 |
| 講習場所（実地） | 枚方津田実技会場 |
| 講習用機体 | Phantom4 Pro、EVOII ProV3 |
| レベル | 航空局HPに掲載団体の民間技能認証ライセンスを所持されている方（経験者枠）・二等無人航空機操縦士（初学者枠・経験者枠）取得済みの方。 航空局の書式に準ずる飛行記録（飛行実績１０時間以上）実績を有している方 |
| 授業形態（学科） | 対面講義・オンライン講義・自学学習（受講生の希望による） |
| 授業形態（実地） | 対面実習 |
| テキスト | 一等無人航空機操縦士学科マニュアル、一等無人航空機操縦士実地マニュアル 二等を受講されていない方は、二等テキストも配布し講習を行います。 |
| 座学（学科講習） | 実技（実地講習） |
|---|---|
| 無人航空機操縦者の心得・無人航空機に関する規則・無人航空機のシステム・無人航空機の操縦者及び運行体制・運行上のリスク管理 等 | 機体の状況、操縦モード、バッテリーの確認・フェールセーフの適切な設定、飛行経路の設定、自動飛行の設定、安全に関わる操作・緊急時の対応・飛行計画、リスク評価結果及び飛行環境の確認・飛行後の記録、報告、基本操縦、様々な運航形態への対応 等 |
| 【基本講習】具体的な講習内容 | |
| 【1日目】 | 1:第1回 開講に当たって/学科講習 オリエンテーション（本講習の目的と概要）/ 本講習の目的と概要の説明、学科講習（1.無人航空機操縦者の心得 2.無人航空機に関する規則）について学び ます。 2:第2回 学科講習（3.無人航空機のシステム）について学びます。 3:第3回 学科講習（3.無人航空機のシステム）について学びます。 4:第4回 学科講習（4.無人航空機の操縦者及び運行体制）について学びます。 5:第5回 学科講習（4.無人航空機の操縦者及び運行体制）について学びます。 6:第6回 学科講習（4.無人航空機の操縦者及び運行体制）について学びます。 |
| 【2日目】 | 7:第7回 学科講習（4.無人航空機の操縦者及び運行体制）について学びます。 8:第8回 学科講習（5.運行上のリスク管理）について学びます。 9:第9回 学科講習（5.運行上のリスク管理）について学びます。 10:第10回 実地講習(機体の状況、操縦モード、バッテリーの確認、フェールセーフの適切な設定、飛行経路の設定、自動飛行の設定)を行います。 11:第11回 実地講習(安全に関わる操作・緊急時の対応)を行います。 12:第12回 実地講習(飛行計画、リスク評価結果及び飛行環境の確認・飛行後の記録、報告)を行います。 |
| 【3日目】 | 13:第13回 実地講習(運行体制、手順、役割分担等の管理の確認)を行います。 14:第14回 実地講習(運行体制、手順、役割分担等の管理の確認)を行います。 15:第15回 実地講習(基本操縦<手動>)を行います。 16:第16回 実地講習(基本操縦<手動>)を行います。 17:第17回 実地講習(基本操縦<手動>)を行います。 18:第18回 実地講習(様々な運行形態への対応)を行います。 |
| 【4日目】 | 19:第19回 実地講習(基本操作以外の機体操作)を行います。 20:第20回 修了審査 一等無人航空機操縦士 修了審査を行います。 ①机上試験 ②口述試験（飛行前点検） ③実技試験 ④口述試験（飛行後の点検及び記録）⑤口述試験（事故、重大インシデントの報告及びその対応） |
○審査方法：学科講習効果測定試験は、各単元の8割以上を合格とし実施修了審査試験は、100点の持ち点から減点式採点法とし、終了時に80点以上の持ち点を確保した者を合格とする
また、一等無人航空機操縦士では、基本の他に、目視外飛行と夜間飛行それぞれの限定変更の講習があり、必要に応じて追加で受講していただくことができます。
- 基本講習＋目視外飛行＋夜間飛行（おすすめ）
- 基本講習のみ
- 基本講習＋目視外飛行
- 基本講習＋夜間飛行
目視外飛行講習の概要
本講習で行う実地講習は、基本で取得して頂く、飛行の方法「目視内飛行」の限定変更を行う講習となります。
講習修了時の知識又は能力の取得目標 立入管理措置を講ずることなく行う、無人航空機を飛行させる飛行の方法が目視外になる場合には、コントローラーやモニターなどで、機体の位置・情報等を確認する必要があります。そのような飛行の際でも、無人航空機の操縦をより良い安心・安全に飛行させる技能を取得、また目視外飛行におけるリスク軽減策を踏まえた運航計画を立案することを目標とします。
| 講習の実施時期 | ①1日間 ②受講生との調整後日程の決定を行う |
| 講習会場（座学） | なし |
| 講習会場（実技） | 枚方津田実技会場 |
| 実地講習最大受講者数（教官一人当たり） | 教官一人あたり、最大1名まで |
| テキスト | 一等無人航空機実地マニュアル |
| 履修時間数（実地） | 4時間以上 ※経験者の方が、本科目を受講される時。経験者枠にて、二等無人航空機操縦士を取得後に、「目視内飛行の限定変更」を取得された方は、4時間以上となります。それ以外の方は、5時間以上となります。 |
講習計画
| 第1回 | 開講に当たって / 実地講習 オリエンテーション（本講習の目的と概要）/ 一等無人航空機操縦士 目視外飛行 実地訓練を行います。 |
| 第2回 | 実地講習 実地練習・実地修了審査試験 一等無人航空機操縦士 実地練習・実地修了審査試験（目視内飛行の限定変更）を行います。 ＜ただし、基本などの他科目と同時受講されている場合は、この限りではありません。＞ ①机上試験 ②口述試験（飛行前点検）③実技試験 |
審査方法
○実施修了審査試験（目視内飛行の限定変更）は、100点の持ち点から減点式採点法とし、終了時に 80点以上の持ち点を確保した者を合格とする
○備考
（※1）初学者の方が、本科目を受講される時。初学者枠にて、二等無人航空機操縦士を取得後に、「目視内飛行の限定変更」を取得された方は、5時間以上となります。それ以外の方は、7時間以上となります。
（※2）経験者の方が、本科目を受講される時。経験者枠にて、二等無人航空機操縦士を取得後に、「目視内飛行の限定変更」を取得された方は、4時間以上となります。それ以外の方は、5時間以上となります。
備考
・実技試験において受験者は、機体に対して背を向け、機体を目視出来ない状態で行う部分があります。
・他の科目（基本など）と同時受講している場合には、修了審査試験の実施日程が講習当日に行われることとは限りません。
また、屋外での講習・修了審査実施のために、登録講習機関側で航空局へ承認を取得する必要があり、予め日程に余裕を持って申し込み頂くことをお願いしております。
夜間飛行講習の概要
本講習で行う実地講習は、一等無人航空機操縦士・基本で取得して頂く、飛行の方法「昼間飛行」の限定変更を行う講習となります。 講習修了時の知識又は能力の取得目標 立入管理措置を講ずることなく行う、無人航空機を飛行させる時間帯が夜間の場合に、無人航空機の操縦をより良い安心・安全に飛行させる技能を取得、また夜間飛行におけるリスク軽減策を踏まえた運航計画の立案することを目標とします。
| 講習の実施時期 | ①1日間 ②受講生との調整後日程の決定を行う |
| 講習会場（座学） | なし |
| 講習会場（実技） | 枚方津田実技会場 |
| 実地講習最大受講者数（教官一人当たり） | 教官一人あたり、最大1名まで |
| テキスト | 一等無人航空機実地マニュアル |
講習計画
| 第1回 | 開講に当たって / 実地講習 オリエンテーション（本講習の目的と概要）/ 一等無人航空機操縦士 夜間飛行 実地訓練を行います。 |
| 第2回 | 実地講習 実地練習・実地修了審査試験 一等無人航空機操縦士 実地練習・実地修了審査試験（昼間飛行の限定変更）を行います。 ＜ただし、基本などの他科目と同時受講されている場合は、この限りではありません。＞ ①机上試験 ②口述試験（飛行前点検）③実技試験 |
審査方法
○実施修了審査試験（昼間飛行の限定変更）は、100点の持ち点から減点式採点法とし、終了時に80点以上の持ち点を確保した者を合格とする。
備考
・実技試験は、150ルクス以下の照度の試験場で行います。
・他の科目（基本など）と同時受講している場合には、修了審査試験の実施日程が講習当日に行われることとは限りません。また、屋外での講習・修了審査実施のために、登録講習機関側で航空局へ承認を取得する必要があり、予め日程に余裕を持って申し込み頂くことをお願いしております。
一等無人航空機操縦士講習（経験者向け）の受講料とお支払いについて
| コース名 | 金額（税込） |
| ①基本コース＋目視外飛行＋夜間飛行（おすすめ） | 321,200円~ |
| ②基本コースのみ | 220,000円~ |
| ③基本コース＋目視外飛行 | 286,000円~ |
| ④基本コース＋夜間飛行 | 255,200円~ |
※各コースの講習機体はJUAVACがご用意いたします。
※受講費用およびカリキュラム内容等は、予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
「ドローン出張講習」 のご案内
座学講習は出張での訪問講習対応をしています。
大阪枚方校では、ドローンの導入を検討されている、または導入を決定された企業様や団体様で、座学会場にお越しいただくのが難しい方を対象に「出張講習」も承っております。
出張講習を行うときには、事前の打ち合わせにて内容を決定いたします。
基本料金に加え、出張先までの交通費、宿泊代等をがかかります。
航空局への変更申請な為、２か月以上前程度の申し込みとなります。
ご要望に合わせた対応をさせていただきますので、興味のある企業様・団体様はぜひお気軽にお問い合わせください。
【対象者】
一等無人航空機操縦士講習（初学者向け・経験者向け）／二等無人航空機操縦士講習（初学者向け・経験者向け）／フライト基本技術コース／測量コースを申込の企業様・団体様
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