フライト基本技術コース
4日間(32時間)の座学と実技を通じて、国土交通省への飛行許可申請が可能となる10時間フライトを達成する基本コースです。
フライト基本技術コースはドローンを飛ばすための基本となるコース。基本技術コース以外の農薬散布コースや測量コースをご希望の方も、まずは基本技術コースを学んでから、他のコースにステップアップしていただく流れとなります。
本カリキュラムは、厚生労働省の「人材開発支援助成金」の要件を満たしております。
フライト基本技術コースはこんな方にオススメ
- ドローンを飛ばしてみたい方
- ドローンで空撮をしたい方
- 外壁や屋根の点検に利用したい方
- 新規事業や既存事業にドローンの活用を検討している方
フライト基本技術コースに加えて、測量や非破壊検査、農薬散布コースもございます。
プログラムの特徴と強み
- 安全な運航を重視した講義内容です。
- 操縦に必要な法律、気象、機体構造、安全対策等について学びます。
- GPS(自動制御)モードだけでなく、ATTI(手動制御)モードによる実技を行います。
- 飛行許可申請のる10時間のフライト基準を満たしているので、卒業後は国土交通省へ飛行許可申請を行うことができるようになります。
Safety
安全への理解
ドローンを安全に操縦するだけでなく、法律はもとより関連する安全知識を「分かるまで」サポートします。
Technique
飛行技術
ドローンを商業利用する際に求められる複雑な操作を分かりやすく習得して頂き、実務でのスムーズな運用を行えるよう「できるまで」サポートします。
Meteorology
気象学
気象予報会社・気象予報士のバックアップのもと作成されたプログラムで、「誰でも」ハイレベルの気象知識を得られます。
フライト基本技術コースの基本カリキュラム
フライト基本技術コースは、座学と実技、両方の授業があります。
座学ではドローンの基本から法律、気象などを学び、実技では操作方法や撮影方法などを学びます。充実したカリキュラムでドローンの知識が全く無い方も安全に飛行する技術と知識を得ることが可能です。
座学 | 実技 |
---|---|
心得・航空法・マルチコプターの基本知識・法律・電波・気象・安全・リスクアセスメント 等 | 操作方法・シミュレーター・直進飛行・旋回・8の字飛行等・空撮・ATTI飛行・目視外飛行 等 |
フライト基本技術コースのスケジュール
受講スケジュールは、事前に受講可能な日程をヒアリングして作成します。4日間連続で受講することも可能ですし、何日かに分けて受講することも可能です。4日間連続で受講される個人事業主の方や、土日を2週連続で受講される会社員の方などもおられます。
ご都合に合わせて柔軟に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
※ただし、あまり間が空いてしまうと、せっかく学んだことを忘れてしまいますので、できるだけ続けて受講されることをおすすめしています。
【スケジュール例 4日間の場合】
午前(座学) | 午後(実技) | |
---|---|---|
1日目 | 心得・航空法・マルチコプターの基本知識 | 操作方法・シミュレーター・直進飛行 |
2日目 | 法律・電波・気象・安全 | 旋回・8の字飛行等 |
3日目 | リスクアセスメント | 空撮・ATTI飛行・目視外飛行等 |
4日目 | 復習・補講 | 試験 座学・実技 |
【スケジュール例 5日間の場合】
午前(座学) | 午後(実技) | |
---|---|---|
1日目 | 心得・航空法・マルチコプターの基本知識 | 操作方法・シミュレーター・直進飛行 |
2日目 | 法律・電波・気象・安全 | 旋回・8の字飛行等 |
3日目 | リスクアセスメント | |
4日目 | 空撮・ATTI飛行・目視外飛行等 | |
5日目 | 復習・補講 | 試験 座学・実技 |
フライト基本技術コースの受講日の流れ
受講日の具体的な流れをご紹介します。
1日目は座学から始まります。「ドローンとは何か」「操縦者の心得」など基礎から学ぶので、ドローンについて全く知識が無い方でも安心して受講できます。
座学は100ページを超える座学テキストとスライドをもとに、わかりやすく丁寧にお伝えします。随時質問タイムを設けますので、実際に使う場面を想定して受講してみてください。
ドローンを飛ばすには、様々な法律や条例を把握・理解することが必要です。そして、まず知っておかないといけないのは航空法。航空法では飛行禁止空域や飛行の方法、許可・承認の申請について定められています。
この項目では、ドローンに関する構造や飛行原理、飛行時に発生する現象などを学びます。ドローンはプロペラとカメラだけでなく、モーターやバッテリー、機体を制御するフライトコントローラーやモーターの回転数を制御するESC(Electronic Speed Controller)、加速度センサーや超音波センサーなど、様々な部品で作られています。それぞれの部品の機能を知ることで、安全に飛行することができます。
この項目では、ドローンの操作に必要なアプリやコントローラーの正しい操作方法、飛行前の点検や飛行までの手順を学びます。正しい操作方法を知らなかったり、点検や飛行手順をおこたると、飛行しているドローンが墜落し、機体が人に当たったり、物を壊してしまったり、大きな事故につながるので、必ず正しい情報を学んでおく必要があります。
実際に飛行する前に、シミュレーターを使って操作に慣れていただきます。アプリやコントローラーの操作方法を事前に確認することで、安全に飛行訓練を行うことができます。
▷このあとお昼休憩を挟んで、実技会場に移動して実技を行います。
午前中に学んだ飛行準備を行い、実際にドローンを飛ばします。飛行中は常に教官が近くにいるので、安心して練習していただけます。1日目の実技では直進や斜め移動などの基本飛行を約2時間30分練習します。
飛行時は安全のため帽子の着用が必須です。また屋外の実技会場の場合は直射日光を防ぐためサングラスが必要です。また、特に夏季は日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。
実技が終わると、1日目の講義は終了です。お疲れ様でした。
2日目、3日目も1日目と同様に座学と実技の両方を午前と午後に分けて行います。
4日目にはまとめとして筆記と実技の試験を受けていただきます。結果は即日に出ます。
合格すれば無事にライセンスが取得できます。
受講費用とお支払いについて
フライト基本技術コース 275,000円(税込)
※法人単位でのお申込みの場合は別途、価格帯をご用意しております。
※各コースの講習機体はJUAVACがご用意いたします。
※受講費用およびカリキュラム内容等は、予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
「ドローン出張講習」 のご案内
座学講習は出張での訪問講習対応をしています。
大阪枚方校では、ドローンの導入を検討されている、または導入を決定された企業様や団体様で、座学会場にお越しいただくのが難しい方を対象に「出張講習」も承っております。
ご要望に合わせた対応をいたしますので、興味のある企業様・団体様はぜひお気軽にお問い合わせください。
【対象者】
フライト基本技術コース/測量コースを申込の企業様・団体様。
【実施日時・時間について】
事前の打ち合わせにて決定いたします。
※3名様以上の同時講習に限ります。
よくあるお問い合わせ
よくあるお問合わせについては下記ページをご覧ください。
ドローンの業務活用をご検討している事業主様へ「人材開発支援助成金」 のご案内
JUAVACドローンエキスパートアカデミーのカリキュラムは、厚生労働省の「人材開発支援助成金」の要件を満たしております。
厚生労働省「人材開発支援助成金」制度の詳しい内容は下記URLよりご覧いただけます。受講をご検討中の事業主様につきましては、合わせてご検討材料としていただけましたら幸いです。
出典:「厚生労働省ホームページ」
(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html)
※支給対象事業主及び事業主団体等は「雇用保険適用事業所」であることが必要です。
詳しくは「各都道府県労働局」にお問い合わせ下さい。
よくあるご質問
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