AUTEL ROBOTICSとは
2014年に設立されたAutel Roboticsは、2015年に第1世代のX-STARをリリースして以降、現在はEVOシリーズを広く展開しています。2020年にはEVO IIシリーズを導入することで折りたたみ式ドローンを新たな高みへと押し上げ、今ではドローンのトップメーカーとなっています。
Autel Roboticsが開発した折りたたみ式として世界最小クラスの8K/6K動画撮影が可能なドローンは、360度方向の障害物センサーを搭載し、初心者・上級者を問わず思い通りの空撮シーンを実現するのに最適で、広く選ばれています。
Autel Robotics製品の高いセキュリティ性
Autel Robotics社製のドローンは通常のドローンでは必要となるスマート フォンなどの外部デバイスを必須としません。 デバイス内にインストールするアプリなどを通じた、個人情報や飛行ログ の漏えいなどのリスクを低減し、高いセキュリティー性も確保します。
AUTEL Alpha
Autel Alphaは、多目的のインテリジェントな産業用ドローンです。自律飛行機能、耐干渉機能、障害物回避機能、動画伝送技術、バッテリーシステムが大幅に強化され、飛行プラットフォームに堅牢なパフォーマンスをもたらします。折りたたみ式デザインとIP55定格レベルで、厳しい環境にも対応します。内蔵のRTKデュアルアンテナシステムは、ミッション実行時にミリメートル単位の正確な制御を保証します。次世代DG-L35Tジンバルと組み合わせることで、560倍ハイブリッドズームカメラ、デュアルサーマルイメージングカメラ、可視光広角カメラ、レーザー距離計を統合しています。デュアルサーマルイメージングカメラは、短距離の概観と長距離の詳細観察の両方のニーズを満たし、8キロメートルの範囲内で遮るもののない人員認識を備えた遠距離操作シナリオを実現し、公共の安全、エネルギー検査、緊急管理などのアプリケーションに、より専門的で包括的なソリューションを提供。
EVO Max 4T
EVO Max 4Tは、強力なテクノロジーと高度な自律性をユーザーに提供します。EVO Max 4Tは複雑な環境を評価し、リアルタイムの3D飛行経路を作成することで、比類のない障害物回避を実現します。先進的なセンサーにより、GNSSが利用できないエリアでの飛行が可能になり、驚異的な新型サーマルペイロードにより、新たな物体識別・追跡シナリオが実現します。折りたたみ式で耐候性のある設計により、EVO Max 4Tは優れた携帯性と優れた性能を両立。
EVO II Pro V3
Autel Robotics EVO II Pro V3は、ソニー製1インチ20MP CMOSセンサーを搭載し、6K動画（最大5472×3076, 30fps）や12-bit DNG静止画による68.6億色のデータ処理が可能。F2.8–F11可変絞りと最大ISO44,000（Moonlight Algorithm 2.0適用）で低照度撮影に優れます。360°障害物回避センサー、最大約37～40分の飛行時間を実現。
EVO Lite
Autel EVO Lite+ は、1インチ20MP CMOSセンサーと可変絞り（f/2.8-f/11）、Moonlightアルゴリズムにより、夜間や高ISOでも鮮明・低ノイズな撮影が可能。5472×3076（通称6K）動画に対応し、最大40分の飛行時間で72kmの伝送距離（約7.4マイル）を実現。超広角障害物センサーで安全性を強化し、SkyPortraitや自動ショットモードなどを搭載。高い操作性と映像性能を備えたハイエンド機種です。
EVO Lite Enterprise
EVO Lite Enterpriseシリーズはわずか866gの軽量・折りたたみ式ドローン。単独オペレーターによる迅速な展開が可能です。16倍デジタルズームにも対応します。飛行時間は最大40分。前後底面に広角ビジョンセンサーを搭載し、三方向・二眼式の障害物回避で安全性を高めています。さらに、AIターゲット認識・Autel Enterpriseアプリ（分割表示・オフライン地図・カスタムツールバー）、AES暗号化・RTMP／GB28181ライブ配信対応といった業務用機能も充実し、警備・捜索・巡回・救急・点検など幅広い現場にフィットします。
EVO Nano
EVO Nano+ は、重さわずか249gの超軽量折りたたみドローンです。 1/1.28インチ・50MPの大型CMOSセンサーにRYYBカラーフィルターとF1.9大口径レンズを搭載し、低照度でも鮮明な撮影が可能です。PDAF＋CDAF方式の高速AFとHDR対応4K/30fps動画、最大16倍デジタルズームもサポート。前後と下方向の3方向障害物検知、Dynamic Track 2.1、自動ショット（ロケット、オービット等）。最大飛行時間は28分。
Dragonfish
DragonfishシリーズのUAVは、垂直離着陸（eVTOL）のティルトローター機で、マルチセンサーによる情報収集・監視・偵察（ISR）サービスの提供に使用されます。Dragonfishは超小型で滑走路に依存しない設計で、ケースから離陸までわずか5分で組み立てられます。追加の発射装置や回収装置は不要で、自動または手動で離着陸が可能です。最大179分の飛行時間、最大45km*の航続距離（リピーターを利用すれば無制限に延長可能）を実現し、耐久性と性能においてクラス最高の性能を発揮します。Dragonfishは、素早いペイロード交換を可能にするクイックリリースと、クラス最高のEO/MWIRセンサーオプションを複数備えています。業界をリードする飛行制御および追跡アルゴリズムにより、Dragonfishシステムは最小限のトレーニングで1人のオペレーターによる操作が可能です。
AUTEL製品比較表
| 製品名 | AUTEL EVO Nano+ | AUTEL EVO Lite+ | AUTEL EVO II Pro V3 | AUTEL EVO MAX |
| 製品画像 |  |  |  |  |
| リモートID | 内臓 | 内臓 | 内臓 | 内臓 |
| ATTI | ATTI対応 | ATTI対応 | ATTI対応 | ATTI対応予定 |
| センサーサイズ 画素数 | CMOS：1/1.28インチ 有効画素数：5000万画素 ピクセルサイズ: 2.44μm*2.44μm (Bin2) | CMOS：1インチ 有効画素数：2000万画素 ピクセルサイズ: 2.4μm*2.4μm” | CMOS：1インチ 有効画素数：2000万画素 | CMOS：1/2型 有効画素数：4800万画素 |
| 飛行時間 | 28分 | 40分 | 40分 | 42分 |
| 伝送距離 | 5km | 6km | 8km | 8km |
| カメラ | 4K | 6K | 6K | 8K |
| ズーム | 16倍 | 16倍 | 16倍 | 160倍 |
| 離陸重量 | 249g | 835g | 1,187 g | 1,620g |
| 最大水平飛行高度（無風） | 800m | 800m | ||
| 最大耐風性 | 10.7m/s(level 5) | 12m/s （離着陸時） | 12m/s （離着陸時） | 12m/s （離着陸時） |
| 最大離陸高度 | 4000m | 5000m | 7000m | 4000m |
| 最大水平飛行速度 | 15m/s（スポーツ） 10m/s（標準） 5m/s（スムーズ） | 18m/s（スポーツモード） 10m/s（標準） 5m/s（スムーズ） | 20m/s（スポーツモード） | 19 m/s |
| 内蔵ストレージ | なし | 6GB | 8GB | 128GB |
| SDストレージ | 256GB | 256GB | 256GB | 256GB |
| 障害物センサー | 前方、後方、下方 | 前方、後方、下方 | 上方／下方／前方／後方 | 全方向（Visual SLAM、ミリ波レーダー） |
| 寸法（刃含む） | 折りたたみ時：142×94×55mm 展開時：260×325×55mm | 折りたたみ時：210×123×95mm 展開時：427×384×95mm | 折りたたみ時：232×130×109 mm 展開時：457×559×109 mm | 折りたたみ時：257×145×131mm 展開時：562×651×147mm |
| 最大上昇速度 | 5m/s（スポーツ） 4m/s（標準） 3m/s（スムーズ） | 5m/s（スポーツ） 4m/s（標準） 3m/s(スムーズ) | 8 m/s（スポーツ） | 8m/秒 |
| 最大降下速度 | 4m/s（スポーツ） 3m/s（標準） 2m/s（スムーズ） | 4m/s（スポーツ） 3m/s（標準） 2m/s（スムーズ） | 4 m/s （スポーツ） | 6m/秒 |
| 動作温度 | 0°C ~ 40°C | 0°C ~ 40°C | -10℃～40℃ | -20℃～50℃ |
| GNSS | GPS, GLONASS, Galileo | GPS, GLONASS, Galileo | GPS, GLONASS, Galileo,北斗 | GPS, GLONASS, Galileo,北斗 |
| ジンバル | 3軸 | 3軸 | 3軸 | 3軸 |
| その他 | ジンバル交換可（サーマルカメラ） 自動航行対応 オーバーライド送信機 | ジンバル交換可 自動航行対応 オーバーライド送信機 | ||
